2007年05月22日
週刊自作PC第7号
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前回までで、パソコン本体に必要なパーツは揃いましたので、今回はOSを決定します。
自作機のOSというと、ほとんど全ての場合Windowsになると思います。OSはパソコンショップ等で売っていますが、新しくパソコンを組み立てる場合、OEM版(バルク等とも呼びます)のものが買える場合があります、これは本来、パソコンメーカーに卸すためのOSを一般向けに販売するもので、内容は通常のパッケージと同じものです。ただし、ソフトウェア使用許諾条件として
- パソコンの主要なハードウェアと同時に購入する必要がある
- 購入したハードウェアと一緒に使用する必要がある
等の制限がありますので注意してください。
学生の場合はアカデミック版が安価に売っていますのでそちらを購入すると良いでしょう。
2007年05月20日
週刊自作PC第6号
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前回まででPCの主要なパーツは揃いました、今回はビデオカードを選びます。
ビデオカード(グラフィックスボード、VGAボード)とは?
ビデオカードは、PCからの画像出力を専門に行う拡張ボードです、マザーボードに機能が内蔵されているもの(オンボード)も多くありますが、通常オンボードのものよりも拡張ボードのほうが高性能です。特に、3Dオブジェクトの描画性能はビデオカードの性能に大きく依存します。
接続方式にはPCI、AGP、PCI-Express等各種ありますが、現在はPCI-Express×12が主流となっています。
windows VistaでAeroを使用したい場合はオンボードよりもビデオカードを搭載したほうがよいでしょう。
-----------よくある質問とその答え--------
Q1:ビデオボードの有名メーカーはどこですか。
A1:ビデオボード自体は様々なメーカーが作っていますが、ビデオボードに使用されるGPUの供給元は実質nVidiaとAMD,二社の寡占状態です。
2007年05月14日
週間自作PC第5号
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GWも終わり、だいぶ経ちますが皆様いかがお過ごしでしょうか、今回はメモリを決めます
メモリは、主記憶装置とも呼ばれます。今後お話しするハードディスクよりも高速に読み書きが行えるため、OSやアプリケーション、使用中のデータなどを展開するための領域として使用されます。
前回までに決定したマザーボードによって使えるメモリの種類は違ってきますが、現在主流となっているのはDDR2SDRAMです。
メモリを選ぶ時注意すべき点は、マザーボードに合う規格のものかどうかという事のほかに、データの読み書き速度を見ると良いでしょう、現在DDR2には4種類の速度規格がありますが、DDR2-400よりもDDR2-800のほうが速いというように、数字が大きくなるほど高速です。ただし、CPUとチップセット間のデータ転送速度を上回ってもあまり意味はありませんので注意してください。
容量はWindowsVistaを使用する場合最低でも1GBはほしいところです、財布と相談しながら決定して下さい。
-----------よくある質問とその答え--------
Q1:メモリをつけたのに動かないのですが
A1:メモリはいわゆる相性の問題が特に発生しやすいパーツですので、購入するときに相性が悪く動作しない場合は交換してくれるサービスがあればそれを利用すると良いでしょう。
Q2:値段にずいぶん開きがあるのですが
A2:有名メーカー製のチップを使い、パッケージに入っているものは高価になりがちですが、信頼性が高かったり、メモリモジュール故障時の補償があったりといろいろなメリットがあります。