2007年06月04日
週刊自作PC第8号
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皆様いかがお過ごしでしょうか。今回はパソコンの外部記憶装置について説明をしようと思います。
OSが起動するには、パソコンのメモリ上にOSのデータが展開されていなければなりません。ではなぜスイッチを入れるとOSが起動するのでしょうか。
前回までの説明ですっかり忘れていたのですが、OSを入れるための容器であるハードディスクと、CD-ROMドライブを購入しなければいけませんでした。
ハードディスクは外部記憶装置の一種です。これは、薄い金属製の円盤(プラッタ)上に塗布された磁性体に、レコードの針に相当する「ヘッド」を通して磁気を使って書き込み/読み込みを行うというものです。プラッタはハードディスクドライブの内部に密封されており、取り出したり交換することはできません。
衝撃にはあまり強くありませんが、容量あたりの価格が安く、また1台に入るデータ量が大きいため現在ほとんどのパソコンに搭載されています。
現在主流のハードディスクドライブ(以下HDD)は容量がおよそ300GB前後、接続方式はSATAのものが多いようです。容量については、テレビの録画をする、ビデオの編集をする等、動画を大量に扱う予定がある場合は別として、300GBあればしばらくは問題無く使用できるはずです。
CD-ROMドライブは、その名の通りCD-ROMを読み込むための装置です。
DVDマルチドライブと呼ばれるようなCD-ROM、DVD-ROMの読み込みのほかに、CD-RやDVD-R等に書き込みができるタイプのものもありますので、そちらを選ぶと後々便利だと思います。
以前は何万円もしましたが、現在では6000円程度から買うことができます。
特にWindows VistaはDVD-ROMでしか提供されていないので使用したい場合は必ずDVD-ROMを読み込めるものにしてください。
--------------------------よくある質問とその答え----------------------
Q:CD、DVDにはどのような種類があるのですか?
A:光学ディスクには以下のような種類があります。
CD-ROM 約650MBの容量を持つディスクで、読み取り専用です。
CD-R レーザー光を使い、1回だけ書き込むことができるCDです、書き込んだあとはCD-ROMとほぼ同じように使うことができます
CD-RW レーザー光を使い、1000回前後の書き換えが可能なCDです
DVD-ROM CD-ROMと同じく、読み取り専用ですが、最大8.4GBの容量を持ちます
DVD-R、DVD+R CD-Rと同様に、1回だけ書き込みができるDVDです
DVD-RW、DVD+RW CD-RWと同様に 書き換えが可能なDVDです
DVD-RAM およそ10万回の書き換えが可能なDVDですが、ほかのものに比べ互換性が低いという特徴があります。
そろそろ「セカンドライフ」がさくさく動くPCがほしいので、自作した場合の金額を教えて。
ではでは。